引退ブログ
平素より名城大学男子ラクロス部をご支援頂いている皆様に感謝申し上げます。今後ともご支援よろしくお願いします。
あんまり難しい言葉遣いは分からないので稚拙な文章となりますが許してください。
書き終わってから見直しても文章が変なところが多いですが、上手くまとめられる自信がないので諦めました。
#8 梅村からバトンを受け取りました。
そらいはラスト1年で僕のゴーリーアップを1番担当しました。そらいのショットは6番まじでとれません。諦めてました。実は名城の中で僕から1番ゴールネットを揺らした人間かもしれません。そらいは今まで見てきた人間の中でトップクラスに変です。もう歩くだけで変。会話してても変。エピソードも全部変。それに加え、単純に頭が弱いので会話には難しい言葉を使わない配慮が必要です。そして全ての感情が表に出てしまうので僕が少し機転をきかせるだけで「天才」と褒めてくれます。多分「機転をきかせる」の意味もわかってないと思いますが。これからもゆずきと大学5年生頑張ってください。
次は#0 谷口です。
ともきは家が近くて、学校のグラウンド以外で練習や試合がある時にはとてもお世話になりました。ともきは僕が全国ベスト4まで経験してきた中で1番ショットがいかついです。まじで日本で1番いかついと思ってます。それはずるじゃん、みたいなの打ってきます。そんな彼のショットの秘訣は「ゴールを見ないこと」。ゴーリーが目にはいると野球の名残りで構えているところにショットを打ってしまうらしいです。理解できませんよね、そのくらい意味わかんないショット打ってきます。もうそれで決めてくれるならいいやって感じでした。この先会社で例のFモードに入ってしまわないように気をつけてください。
本題に入ります。
11月23日、東京の乾いた色のない空を無情にもホイッスルが切り裂き、俺たちの4年間に終わりを告げた。
みたいなブログは流石に鳥肌がたちそうなので辞めておきます。乾いてたのか知らないし普通に色もありました。まずは4年間を軽く振り返りたいと思います。
1年生
入部当初、れおとさんとの面談でどんなプレーがしたいか?と聞かれ、僕は頭脳的なプレーで良いパスを連発できる人と答えました。しかし、1on1をやった時にショートを持つことを諦めました。当時はロングのホットも外流しも知らないのでショートで全部止めるもんだと思ってました。もちろん50m走る8.6秒の僕では到底無理ゲーでした。お先真っ暗で考えていた時にちょうどゆうがに誘われてゴーリーをはじめました。ゆうがは唯一最初からゴーリーを志望していて、こんな怖いポジション俺全然やりたくないけどな。こいつ変だなぁ。と思っていましたが、足も遅かったのでちょうど良かったです。痛みと恐怖心を引き換えにそんなに体力を使わない道が開けました。ありがたい。
新人戦は優勝したんですが決勝で試合出たく無さすぎてゆうがに全部出てもらいました。ゴミです。このブログは24世代の新人戦が終わった後に書いていますが、新人戦の結果なんてマジで気にしなくていいです。新人戦は僕ずっとベンチいました。
2年
周りがユースや選抜に選ばれる中、上達意欲の全くなかった僕は部活を休みまくり、関東遠征の横国戦にて僕が点を取られたことをきっかけに20世代のたかしさんが19世代キャプテンのそらさんに激詰めされるという出来事もありました笑。たかしさんごめんなさい。だから2年から試合に出てる人達はすごいと思います。ボックス側のキャッチをミスする人もいるみたいですが。
それと、この年のFinal4で負けた時、このさんが「負けて悔しくて泣くのにふさわしい練習をしてきたか1度振り返って欲しい」と言われたのを凄く覚えていますめちゃくちゃ刺さって絶対に頑張ろうと思いました。
3年
頑張ろうと思ったのもつかの間、直ぐに僕は部活をサボり始めました。なんでそんなこと出来る?って感じです。ただ学年的にそろそろ上手くならないとなぁとは思っていました。(遅い)
この代はFinal4で南山に負けて引退しました。
この時僕はインフルかなんかで家から試合の配信を見ていて、なにも出来ずに先輩たちが引退していきました。試合で中心メンバーとして活躍する同期のプレイを見てもみんな頑張ってるなぁくらいにしか思っていませんでしたが、敗退後、涙ボロボロで応援ありがとうございました。とYouTubeで配信を閉じるマネージャーのゆずきの声を聞いて、俺は何やってるんだろうと思い、ラクロスにちゃんと取り組む大きなきっかけになりました。あの時ゆずきが泣いていなかったら多分僕はまだサボり続けていたでしょう。
4年
授業の単位は一旦取り終わり、火曜水曜は朝練後に帰り、3時間ほど自由時間を過ごした後、夕練のためにまた来るというとても無駄の多い生活をしていましたが、時間だけはあったのでかなりの頻度でアフターのシュー練を受けた成果もあり、関東遠征で胸を張って自分のおかげで勝ったと思えました。その時の試合後はかなりドヤ顔でした。自分がチームの力になれている実感が気持ちよくて、そこからはどんどん吸収できたと思います。
よく「なんでそんなに緊張しないの?」「なんでそんなに落ち着いてるの?」と聞かれますが、周りを信頼しているからだと思います。このチームなら勝てると思っていたからです。
あとこれは余談なんですが、みんなが必死な時に全く動じないのってなんか猛者感ありません?僕はそういうの憧れてたので共通テストでも開始の合図でペンを持たずにみんなの必死に解いている姿を見渡してから始めていました。
硬い守りをしてくれるディフェンス、繋げれば決めてくれるオフェンスがいました。
だから名大にfinalでリードされても負けるなんて思いませんでした。
信じてたから焦りませんでした。
そんくらい信じていたからこそ慶應戦はめっちゃ悔しかったです。試合後アホみたいに泣きました。本当に勝てると思ってたから引退の実感もわかず、ひたすらコーチに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。あのランシューを止めていれば。あと1cmクロスにボールが収まれば。後悔は絶えません。
ちなみに僕は試合後、品川駅でエスカレーターで移動中にも泣いていました。その翌日の朝も泣いてました。人生で悔しくてこんなに泣いたのは初めての経験でした。全然今もまだ悔しいです。(この前恭平くんに流石にもううるさいと怒られました)
結果として全国4位になれたわけですが、全く満足出来ません。もっとやれた。くそ!!!
長くなってしまったので最後にいくつかメッセージを残して終わろうと思います。
八事組
夕練後に馬鹿みたいにすき家に通ってビデオみながらおしゃべりしてた時期が懐かしいね。すきすきパスもっと早く買えばよかったね。すき家八事店に僕たちは何円使ったんでしょうか。後輩から先輩に対し、様々な文句が飛び交うとても楽しい場でした。また飲み会しましょう。あとともやは朝グラウンド行く時にイヤホンしたまんま会話したくなさそうな雰囲気出すのやめてください。
だいき、たかあき
何のグループかは伏せておきますが、とても楽しかったです。学生のうちにこんなバカやれて良かったです。(社会人ではやらないよね?)平和な世界で育ったガキにはない思い出も作ることが出来ました。貯金はそのせいでかなり無くなりましたが、それでも!!楽しかったです。また会いましょう。会うならまぜそばがある店がいいですね。その頃には僕のメリーゴーランドはお腹ぺこぺこです。
ゴーリー組
変なやつらばっかりで僕の言いたいことが伝わらないことが多くありましたが、ゴーリーの出来ることは沢山あります。これは気づいている人マジでいないと思いますが、ディフェンスが焦っていると感じた時のクリアのパスは落ち着かせるためにわざと山なりにしていました。
あとは試合前の練習では次の試合のゴーリーと似た動きや構え、張り方を意識していました。
シューターにもどんなショットが取りづらいか、なぜ今のコースが読めたかなど伝えてきました。
こんな感じで意外と出来ることはあります。練習を惰性でやらず、意味のあるものにしてください。ショットを決められたなら社会人の知らない人だろうとシューターに聞きに行くし、クリアなどのミスがあればディフェンスにも何すればいいか聞きに行きます。(ちなみに名城の場合はゴーリーはクリースから出てくるな!と言われます。)逆に言えば僕はこれ意味無くね?と思ってるものは適当にやってました。笑
とりあえず人を上手く利用しましょうってことです。頑張ってください。
マネージャー組
みんなお世話になりました。個別で送った人もいますが、選手のファインプレーみたいに褒められることが決して多くなく、ミスばかり直ぐに目をつけられる、大変な役割で本当にすごいと思います。他大より人数は少ないけどこれからも頑張ってください。大きな声では言えませんがアイシング作るのは僕の方が上手だと思っていました。勝負しましょう。
他にも色々言いたいことはありますがこのくらいにしておきます。
ラクロス部を選んで本当によかった。
みんなありがとう。
P.S. 来年から一人暮らしなのに彼女がいません。非常にまずいです。助けてください。これだけは焦っています。