24LIONS FOリーダーを務めました大崎浩志郎です。
はじめに名城大学ラクロス部を支援してくださっている方々にこの場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
OFリーダーのけいたつから回ってきました。足が速すぎてブレーキが効かず体を怪我してしまったこともありましたが、ショットがとても速く慶応戦で点を決めた時はチームを勇気づけてくれました。本当にありがとう!
次はMGリーダーのゆずき。マネージャーが少ない中で大変だったこともいろいろあったと思うけど、ラクロス愛が強く最後まで続けてくれて感謝しかないです。本当にありがとう!
本題に入る前に同期のともきくん。大学1年生になる前のzoomのイベントでラクロス部に誘ってくれてありがとう。ともきの誘いがなければラクロス部には入っていなかったと思います。本当にありがとう!
さて、そろそろ本題に入ります。何を書こうか悩みましたが、1年生から4年生までをざっと振り返ろうと思います。少しでもいろんな人の心に残るものがあれば嬉しいです。
僕のターニングポイントは、今思えば1年生の新人戦の頃だったと思います。同期のつばさくんから「FOをやってみないか」と言われて最初は躊躇していましたが、チームのためになるのならやりたいと思ったのがFOを始めたきっかけです。新人戦の3日前ぐらいからFOの練習を始め、新人戦の試合では相手にタックルするぐらいの気持ちでグラボを起こすようにFOをしていたことが今では懐かしいです。新人戦で上手くいき、FOがとても楽しくなりました。
そして2年生になり、19世代のりゅうへいさんからリーグ戦はFOで試合に出てほしいと言われました。19世代にはFOがおらず不安ではありましたが、20世代のひろやさんという心強い方がいてくださったおかげで、2年生からFOとしてリーグ戦に出させていただきました。チームとしての最終結果はファイナル4で南山に負け、FOとしても全然勝てずチームに申し訳ない気持ちと自分の不甲斐なさを痛感しました。
19世代が抜けた時、1つ上の先輩方は3人しか選手がいなかったので、自分たちが最上級生の気持ちで頑張ろうと決意し、23LIONSがスタートしました。ただ、それも口だけで気持ちが追いついてこない時期が2年生の冬頃にありました。フィールドプレイが上手くならず、勉強が忙しいことを言い訳にしてずる休みをすることがありました。この時は本気で部活を辞めようかなと思っていました。ただ、部活を辞めて何も残らなくなる寂しさとチームメイトの励ましの言葉もあり、部活に行けるようになりました。そこからまた練習を頑張りました。
そして迎えた3年生のリーグ戦では、個人成績はフェイスオフ王を取ることができましたが、チームの結果としてはファイナル4でまた南山に負けました。ファイナル4のFOは全然勝てず、とても悔しい思いをしました。
このままではやばいと思い迎えた24LIONS。FOリーダーを務めることになり、最上級生の自覚が芽生えてきました。何を変えればチームが勝てるようになるのか考えました。そして、まずは自分が変わろうと思いました。自分がやらなければいけないことはたくさんあると思いましたが、武者に行く回数を増やすこと、自分のプレーを含めラクロスの動画を見ること、フィールド能力を上げることの3つは特に頑張ろうと決意しました。
こうして迎えた4年生のファイナル4。相手と場所は南山大学であり、去年の雪辱を果たすための最高の舞台です。しかし、相手FOはたいがくんで東海No.1のFOといっても過言ではありません。そのたいがくんに試合の前半はFOでかなり負け、苦しい展開でした。この時は去年の悪夢を思い出しました。ただ、同期のちょうじくんが「FO全敗しても点取ったるぞ」と言ってくれて、試合の後半に切り替えて入ることができました。そこから試合の後半でFOを何回か勝ち、見事勝利することができました。(同学年の南山FOこぶちゃんも対戦できて楽しかった。ありがとう!)今思えばこのファイナル4が一番苦しい試合だったと思います。
それから次のファイナルも勝ち、11年ぶりの東海制覇をすることができました。(同学年の名大FOとおるくんにはぼこぼこにされました。ファイナルでとおるとFOできてとても嬉しかった。ありがとう!)
そして自身初めての全国大会。1回戦の相手は北海道大学でした。試合前からわくわくした気持ちが止まりませんでした。試合が始まり、前半はFOでかなり勝つことができチームに勢いをもたらしました。しかし、試合の後半はFOで負けることが多くなり追い上げられることもありましたが、見事勝利することができました。東海地区の大学やOB、スポンサーの方々などたくさんの応援が力になりました。本当にありがとうございました。
そして全国準決勝。相手は慶応大学。打倒関東の思いで戦いました。しかし、いきなりFOブレイクを決められ苦しい立ち上がりでしたが、4年時ファイナル4の南山戦の経験があり、心が折れることはありませんでした。いろいろなFOをして勝てない中、4Qは意地を見せ、何回かFOを勝つことができました。結果は負けました。自分の実力を出し切れなかった悔しさはありましたが、同期のちょうじくんが「謝らなくていい。FOをこうしろうに託していたから悔いはない。4年間お疲れ様。ありがとう。」と言ってくれたことが本当に嬉しかったです。慶応戦が終わって思ったことは、試合の流れを変えられるFOはとても大事だと改めて実感し、4年間ラクロスを続けてきて良かったと思いました。
長くなりましたが後輩に伝えたいことは二つあり、一つ目はたくさん武者に行ってほしい(関東にたくさん行ってほしい)こと、二つ目は言語化できるような選手になってほしいことです。僕は関西武者に行きがちで関東にはあまり行っていませんでした。(距離が関西の方が近いことやお金が安く済むこと、また武者の行き先はあまり考えていませんでした。)ただ、関東を倒したいなら関東にたくさん武者に行くべきだと実感しました。後輩には関東武者にたくさん行ってほしいです。そして、ただ武者に行くだけでなく、コミュニケーションをとることが大事だと思います。武者先の人たちが何を考えて何を意識しているのかを聞き、逆にそれを武者先の人たちに伝えることで情報を整理でき、次のステップに進めると思います。また、ただ練習をするのではなく、毎回の練習で目標を持つことで相手に意識しているポイントが言えるようになり、ラクロスが上手くなっていくと思います。言語化できる選手になれるよう頑張ってください!
最後に感謝の気持ちを述べて終わろうと思います。
両親
家族の支えがあったからこそラクロスを4年間続けることができました。リーグ戦の応援、とても心強かったです。いろんな話を聞いてくれてありがとう。
コーチの方々
熱心なご指導ありがとうございました。忙しい中でも練習や試合に来てくださり本当にありがとうございました。
スポンサーやOBの方々(名城大学ラクロス部を支援してくださった方々)
金銭面のご協力や試合の応援等、ありがとうございました。全国大会に出られたのも名城大学ラクロス部を支援してくださった方々の力があってこそだと思います。本当にありがとうございました。
武者を受け入れてくださった皆様(ラクロス部関係者の皆様)
武者を受け入れてくださりありがとうございました。いろいろなコミュニケーションがとれて、とても良い機会でした。楽しい時間をありがとうございました。
東海FOの方々
たくさんお世話になりました。ありがとうございました。特に武者に行ったメンバー(信州のけんと、名大のとおる、南山のこぶちゃんとたいが)は印象が強いです。武者の誘いに応じてくれてありがとう!学ぶところがたくさんあって刺激をもらっていました。また集まろうね!
マネージャーのみんな
練習や試合のサポートありがとうございました。マネージャーみんなのおかげで楽しくラクロスをすることができました。本当にありがとう!
ひで、かいり
まずは試合経験を積んで課題を見つけていこう。来年のリーグ戦で活躍している姿を楽しみにしています!また練習行きます。
24世代
人数が少ない中で大変だとは思うけど、新人戦の試合に負け、悔しい思いをした姿を見て安心しました。絶対強くなれるよ。頑張れ!
23世代
やる気がある選手ばかりでとても期待しています!練習をただこなすだけになりがちの時期だけど、日々目標を持って頑張れ!来年のリーグ戦で23世代がいっぱい出場していることを楽しみにしています。
22世代
最上級生になり大変だとは思うけど、自主練の投稿を見て来年も大丈夫だと思いました。ポテンシャルがある選手ばかりだから来年も全国大会に行ってくれることを楽しみにしています。頑張れ!
21世代
個性が強く、まとまりのない世代と周りから言われていましたが、チームを引っ張ってくれる人やまとめてくれる人などいろんな個性の人がいたからこそ全国大会の舞台に立てたのかなと思います。最高の同期でした!ありがとう!またいっぱい集まろう!
最後に後輩へ
来年は関東を倒して、全学優勝してください!応援しています。
名城大学ラクロス部に入って本当に良かったです。ありがとうございました!
#65 大崎浩志郎