24LIONS HC宮川康仁です。
日頃より名城大学男子ラクロス部の活動にご支援、ご声援を頂いております、スポンサーの皆様、保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様に、この場をお借りし感謝申し上げます。
今回、学生達が繋いでくれた引退ブログのトリを務めることになりました。
最初に書いておきますが、私は25LIONSもHCを継続します。
何を書こうか悩みましたが、LIONSに関わった2年間について書いていきます。(ダラダラ書いてしまいました)
2022年12月
3年間DFコーチを務めていた名大を辞めて、名城HCに就任
名城は今年11年ぶりの東海制覇ができたが、それまでの間は名大、南山の2チームしか優勝がなかった。
この実質2強状態を破壊すること、DFコーチという狭い枠でなくHCという広い枠でラクロスをデザインし日本一へチャレンジしたかったことが移籍の大きな理由であった。
もちろん、当時の大前主将や洞口GMの熱い想いがあったのも確かだが、これは詐欺話であった…(今では笑い話)
私が関わり始めた頃の部員数は3学年で30〜40人程度であった。
遅刻、欠席、休部は当たり前で1ヶ月累計では100人以上が毎月のように続いていた。
今でこそ笑えるが、この時期は本当に辛かった。
メニューを考えていっても、当日の遅刻欠席が多発で人がいないからできない、ゴーリーがそもそも0人だったことも何度もあった。
誰かしらが勉強の為に毎週休部していくという流行もあった。
練習が終わると自主練は誰もせずに帰ってるのが当たり前。
でも、チームの目標は学生日本一…
学生と話をすると
日本一は主将が勝手に決めた目標だから僕たちは知らない。
楽しむことが1番。
東海制覇できたらそれで満足。
そんな状態を何か変えたかったが、大きく変えることはできなかった。
結果、リーグ戦では名大南山に勝つことができず
FINAL4では体調不良に欠席者が10人以上出て結果は言うまでもなくシーズンが終了した。
24LIONSは同じ過ちを繰り返さないようにと選手自身が変わり始めた。
居心地の良い慣れた環境を変えること、変化を継続することは本当に大変なことである。
でも、4年生を中心にそれができたこと、下級生も巻き込めたことはチームに大きな変化をもたらした。
その積み重ねが今年の結果となったと思っている。
東海制覇ができれば満足と言っていたメンバーも気づけば慶應を本気で倒しにいって、負けたこたを本気で悔しがっていた。
希望も光もない部活だった2年前からすると、これは大きなことである。
たぶん、誰もあの頃には戻りたくないはず。
チームは少しずつ変わり始めている。
これからは25LIONSの活動が本格的に始まる。
そして、日本ラクロスの常識を名城が変えていく。
最後にメンバーは変わっても変わらないものについて。
基本理念
「BITE」
我々LIONSは日本一を目指す集団として全国に嚙みついていきます。
ラクロスが上手い、強いだけでなく誰かに賞賛されるチームを目指しつ続けます。
ビジョン
「考動して明日も笑顔に」
部員の将来なりたい姿になれるような部活を作ります。また、関わる全ての人にLIONSの活動を通じて感動と希望を与えて、明日からも頑張ろうと思ってもらい日本を元気にさせる集団を目指します。
ミッション
「be the trigger」
部員が部活動内外にプラスになるきっかけを与え続ける集団を目指します。
バリューズ
「挑戦」・・・プレー内外で新しいことに挑戦する心をもつ。
「楽しむ」・・・ラクロスを楽しむことはもちろん、学生生活を常に楽しむ。
「継続」・・・継続することが一番難しい。でも必ず力と自信に変わる。
「感謝」・・・日々部活ができること、支えてくれるすべての人に常に感謝する。