萩岡とともに副将を務めます藤井竣太です。ポジションはゴーリーです。
さて“ラストシーズンへ”というテーマですが、入部のきっかけからお話していこうと思います。
私は理工学部機械工学科に所属していますが、入学後のガイダンスで絶望しました。女の子はおらず、見渡す限り冴えない真面目君たちしかいなかったからです。学科内だけの環境で四年間過ごしていたら腐ってしまうと感じた私は部活やサークルに入ろうと考えました。高校までは柔道を続けていましたが、中2からの5年間は他が初心者しかいなかったため、プレイヤーではなくコーチとして活動していました。そこで大学からのスポーツであるラクロス部に目をつけ花見イベントに単身乗り込む形で参加したことが入部のきっかけとなりました。
そこから大学生活が間違いなく豊かになりました。小学生の頃から柔道で対戦経験のあったギータがいたことから文系メンバーにも馴染み、たくさんの魅力を持つ上級生の方々に憧れ必死に練習をした一年生。部に完全に馴染み、こうさん、てらさん、あきたかさんなど大好きな先輩方と部内外で大いに楽しみ大学の成績を落とした二年生。三年生となりゴーリーとしてたくさんの試合にでるようになった昨シーズン。自分の大学生活の“華”はラクロス部にあったんだと改めて気づきました。
ラストシーズンに向けて、自分は下級生のラクロス生活をより豊かにしてあげたいと思っています。コロナでただでさえ顔合わす機会が無い時期があったことや、ファミリー会や部の飲み会の機会を設けてあげられなかったことをとても悔しく思っています。今の名城の弱みの一つとして上下の関係性が挙げられると考え、それを改善できるような環境が必要だと思います。もちろんゴーリーとしてプレー面でチームに貢献していきますが、自分は名城ラクロス部において上下関係なしに仲の良く、今の部には無いユーモア溢れる環境づくりを持ち前の気質を活かして取り組んでいきたいと思っています。普段コートの一番下からコート全体を見ているように、チームを見渡し、全体をフォローアップできるような最上級生になれるよう務めたいと考えます。
最後に、18世代はスポーツ漫画に出てくるチームかと思うぐらい個性バラバラで、キャラが立つ世代でこの三年間たくさん笑ってきました。ラストシーズンこのメンバーで過ごす時間が少しでも長くなるように頑張って勝ち続けましょう!
#10 藤井竣太