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2022

【19世代引退ブログ】MG 伊藤優花

平素より名城大学男子ラクロス部に多大なるご支援・ご声援をいただき誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


私に引退ブログのトップバッターが務まるか不安ですが、4年間の振り返りや私の想いをここに綴ろうと思います。まとめるのが苦手なのできっと長くなると思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


1年生

4年間の学生生活を充実させたい、自分を成長させたい、そんな想いを叶えてくれるだろうと惹かれたのがラクロス部でした。


今では偉そうに意見を言ったり、後輩に注意したりしている私ですが、この頃の私は恥ずかしいくらい目の前のことしか見えてない、いや目の前のことも見えていないポンコツ人間でした。ポゼをとりながら寝たり、反省しながら寝たり、(寝てばっか)、サマーリーグで車校合宿行ったり、、、

先輩方に多大なるご迷惑をお掛けしました。本当にすみませんでした。


でも16の引退の姿を見て、かっこいいなって。あの日見た光景が忘れられなくて。自分もこんな風に最後は笑って泣いてやり切ったーー!って言って終わりたいなって思ったんです。そこから私の中で何かが変わりはじめました。


2年生

コロナで思うように活動できない中、さらに大きな転機になったのが、新歓活動です。

18の代の新歓で新歓幹部に入れてもらったことで、mtgの中で先輩方のラクロスやチームへの考えに近くで触れることができました。チームのためにみんなで議論し合うことに楽しさを感じるようになり、意見は言えなくても、気づけば必ずmtgに参加して必死に議事録をとっていました。


いよいよ19で行う新歓。

自分が主体となってみて、初めて人を動かすことの難しさを感じ、部活の中でトップ3に入る苦しい時期でした。でもそのおかげで、一人で突っ走っている私にアドバイスや励ましの声をかけてくれる先輩や同期の存在に気づきました。より大きな成果を得るためには人を巻き込むことが大切なのだと学びました。成長する機会となったことに今ではとても感謝しています。


3年生

この時期は18の力になりたいとがむしゃらになった時期でした。


スタッフリーダーとなって、勝因になれるスタッフ組織を作りたいと、私たちを巻き込みながら新しいことに取り組んでくれた千紗さん。

ゼブラ賞を取って、名城唯一の審判として他にはない輝きを見せてくれたひかるさん。

こんな風にスタッフでも活躍できるんだと、私のスタッフ観を変えてくれました。

組織作りにも大きく関わり、選手に必要とされる二人の姿に憧れて、負けないくらい強い組織を作りたいと強く思いました。


4年生

ずっと背中を追い続けた18が引退して怒涛の日々が始まります。


今年どんなチームにしたいか、19で話し合った時に私は「誇れるチーム」にしたいと伝えました。それはこのチームに入ってよかった、このチームだからこそ勝ちたいと思えること。全員がチームのことを1番に考え、「全学BEST4」という目標のために行動することで、そんなチームを作れたら、本当に強くなれると考えました。チームに対して真剣な部員の姿勢が周りの方々の「応援したい」に繋がり、その応援がチームに「勝利」をもたらします。そして、その勝利は部員をはじめ、OBOGの方々、応援してくれる方々の「誇り」に繋がると思います。

この想いが今年のチームとして目指す姿になった時、本当に嬉しかったです。

本気でそんなチームを作りたくて、毎日試行錯誤しながらいろんな感情と戦った1年間でした。


特にMGとしてチームに貢献できることは何か、自分には何ができるか、そんなことを考え続けました。「全学BEST4」の道に少しでも近づくようにと始めたのがアナライジング。最終的にそう呼べるとこまで作れたか自信はありませんが、今までのスコアを改良してより細かいデータを取れるようになったこと、それを蓄積していける仕組みを作ったこと、何よりプレイヤーに数値を意識づけできたことは大きな変化ではないかなと思います。

試合の目標値と結果の比較を見てくれたり、6on6で「今日のOF効率何だー!」と聞いてくれたりすることが嬉しかったです。



今年本気で全学を目指していたからこそ、こんなにも引退が早いと思っていなくて悔しい気持ちで一杯です。FINAL4の前、扁桃炎になってしまい、みんなの練習する姿を目に焼き付けられなかったことが心残りです。

でも最後まで試合のベンチでプレイヤーを支えられたこと、本当に嬉しく思います。最後まで勝敗が分からないいい試合を見せてくれてありがとう。

この4年間頑張ってよかったなと思える最後でした。


この4年間は、人生で1番心が動いた時間、1番自分が輝いたと思える時間で、チームのため、誰かのために挑戦したい、何かを成し遂げたいという想いで部活に全力で向き合い、努力をして、弱い自分を変えたいと困難に立ち向かい続けた日々でした。この環境のおかげで、性格が変わったんじゃないかと思うほど心が強くなれました。きっとそれは今の自分に誇りを持てているから。たくさんの失敗や悔しい経験をしても逃げずに4年間続けてこれたのは、この場で出会った人たちが宝物だと思ったから。誰かのために頑張りたいと思うその「誰か」の存在がここにあったから。ここまで成長させてくれたラクロス部に、今まで関わってくれた人達に、本当に感謝しています。プレイヤー以上に目立つ輝きはなかったかもしれないけど、少しでも後輩が追いかけたいと思う姿を見せれてたらいいな。

今までありがとうございました。


スタッフへ

『LEAD~プレーをしないプレイヤー~』

これは今年掲げてきたSTFスローガンです。覚えているかな?プレイヤーをただ“支える”スタッフではなく、プレイヤーを“導く”スタッフでありたい、プレイヤーと同じくらいラクロスと向き合って勝利に導けるようなスタッフでありたいという、19の想いが込められています。


私自身この想いで、日々の練習の通しやスコア、今年挑戦したアナライジングに取り組んでいました。スタッフの可能性は無限大です。その価値を決めるのは自分たちだからこそ、本当に全学を目指すチームであるなら進化し続けなければいけません。アナライジングも審判もTRの仕事もまだまだ発展途上です。日々こなしている仕事を当たり前だと思わず、目の前のことに疑問を持ち、もっともっとプレイヤーのため、チームのためになることは何か、自分たちにできることは何か考え続けてほしい。

新しいことを始めること、そしてそれをチームに浸透させることは難しいけれど、何かのせいにして挑戦するのを諦めないでほしい。プレイヤーからいい反応がもらえるとは限らないけど、負けないでほしい。一人で抱え込まず、周りには助けてくれる仲間がいるから勇気を持ってほしい。スタッフにだって輝くチャンスはあります。それぞれの方法で一人ひとりが輝けるスタッフ組織を作ってください。これからの活躍を期待しています。


プレイヤーへ

本当にあなたたちのおかげで感情乱されまくりの毎日でした。

時間守ってくれなくてイライラしたり、せっかく綺麗にした部室をすぐに汚くされてムカついたり、mtgに参加してもらえなくて泣いたり、文句を言われて傷ついたり、からかい合っている姿を見て笑ったり、成長を感じて嬉しくなったり、普段とは違うギャップを見て愛おしくなったり。

どんな感情になっても嫌いにはなれず、結局最後まで全力で応援していました。勝利を信じていました。


ありがとうという言葉はなくてもいいです。むしろそんな安い言葉は要りません。スタッフが求めているのは、練習への態度やチームへの姿勢です。遅刻をせず毎朝ちゃんと来る選手、一人でネットの準備をしてくれる選手、自主練でずっと壁キャやシュー練をしている選手、スクイズを投げずに手渡ししてくれる選手、後輩に熱心に指導している選手、そんな選手の姿がスタッフの活力になります。もっともっとチームのこと、スタッフのことを考えて行動できる人が増えたら、きっと組織は強くなるし、誇りを持てるチームが作れると思います。

試合で活躍するかっこいい姿や人として尊敬できる姿、ラクロスに夢中になる姿もたくさん見てきました。だからこそ、これからもずっと応援しています。


コーチの方々へ

本当にこの1年コーチの方々に恵まれた1年でした。私達の当たり前を当たり前じゃないと気づかせてもらったり、私たちのやりたいことにアドバイスをいただいたり、お忙しい中時間を割いてmtgや練習に参加していただいたり、選手もスタッフもたくさん助けられていました。

最後「お疲れ様」と握手をしていただいたこと、「私たちが残した財産は大きい」と声をかけていただいたこと、本当に嬉しかったです。大変感謝しています。

どうかこれからも名城大学男子ラクロス部を支えてください。本当にお世話になりました。


19へ

このブログを書きながら、1年生の頃を思い出しました。あの頃は楽しかったなあ。3ヶ月に1回は19会を開いたり、マネの誕生日に「おめでとう!おめでとう!」って祝ってくれたり、みんな純粋に部活してた時期。

コロナの時期になって合宿や19会、ファミリー会全部できなくて、時間がたつにつれてそれぞれ重圧やプレッシャーを抱えるようになって、いつの間にか距離ができてしまっていた。みんなが成長して大人になっていくのは嬉しかったけど、みんなと話す時間が減ってしまったのが寂しかったです。

引退して何の圧も無くなった今、またあの頃のように戻りたいなあと勝手に思っています。


ここまで一緒に過ごして、いろんな瞬間を共有してきました。言い合ったことも、泣き合ったことも、笑い合ったこともあって、特に感情むき出しでみんなに接してしまう私はたくさん迷惑をかけてきたと思います。責任感強くて人に厳しくしてしまうし、周りに頼るのが下手くそで空回りしてしまうこともある私を、理解して支えてくれる同期STFと頑張る力をくれる同期プレイヤーが周りにいたことに感謝したいです。


みんな自由で人に興味がなくて、16,17,18と比べると子供ぽくって憧れた先輩像とは違うけど、後輩に愛される19が誇りでした!19愛です!これからも同期であることは変わりません。それぞれの道に進むけど、心の中でこれからも応援させてください!今までありがとう。


19スタッフへ

5人で引退を迎えられたこと、何よりも嬉しいです。みんなと一緒だったから強くなれました。何でも乗り越えることができました。誰よりも感謝したい人たちです。


自分の意見をしっかり持っていて、遅刻することがなくて、19の縁の下の力持ちみたいな存在のりお。気が強そうなのに実は1番乙女な可愛い人です。(笑) 私とは違う視点のアドバイスをくれるからつい意見を聞きたくなって、いつも頼りにしていました!


常に反抗期で口が悪いけど(笑)、後輩に愛されて1番選手想いなゆうか。名前が同じって理由で入部当初から言い合ってきたけど、本当は仲良しです!(笑) 19が誰も手を出せなかった審判に力を入れてくれて、別の道でみんなを引っ張る姿がかっこよくて尊敬できます。


みんなの相談役で、困った時や悩んだ時にすぐに気づいて駆けつけてくれる心のオアシスみたいなももこ。私の苦しくなった時の逃げ場で、何度もももこの言葉に助けられました。ゆるゆるな性格だけど、一緒にふざけ合える、19に笑顔をくれる存在です!


オンオフのギャップが信じられないくらいはっきりしているけど、誰よりも部活に真っ直ぐな大尊敬同期のあやこ。キャンパス移動のバスでいつも部活の話をして、考えを共有し合う時間が刺激的で大好きだった!私が部活に本気になれた理由の一人です。

名駅のプロントで二人で泣きながら話し合ったあの日、スタッフリーダーを譲る決断をして本当によかったと心の底から思います。最後は頼りっぱなしだったけど、先頭に立って一緒に今の誇らしいスタッフ組織を作ってくれてありがとう。


みんなと出会えたことが、一緒に過ごしたい毎日が、辛い経験も楽しい経験も含めたくさんの思い出が、私の学生生活で1番の宝物です。たくさんの感謝とたくさんの愛で溢れていて、大好きが止まりません。本当にありがとう。これから引退生活を存分に楽しもう!!


長々と拙い文を失礼致しました。最後まで読んでくれてありがとうございます。


では、1年前?にATからMFに転身して、ショートDFとして今年偉大なる活躍を見せてくれた篠田剛にバトンタッチ!

4年間一緒に過ごしてきたけど、正直1番本性を知らない人です(笑)だからたまーに見せてくれる素が全部ギャップで、可愛い可愛い!とマネで湧いていました。

たぶん私が剛と喋ったピークは新歓の時で、私が聞いたことを全部ちゃんと返してくれて、19の誰よりも信頼していました。

強固なDFと素早い走りでクリアをあげる姿はカッコ良く、6on6中の裏でコーチの方や後輩が褒めている声を聞くのが嬉しかったです。

そんな剛のブログに乞うご期待!


MG 伊藤優花


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