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2022

【19世代引退ブログ】#5 平光勇太

保護者、OB・OG、関係者の皆様、いつも多大なるご支援、ご声援頂き誠にありがとうご ざいます。

彼女に一途で、試合の時には毎回送り迎えをしてくれるごうからバトンをもらいました、 平光勇太です。

4 年間みっつといろんな人に呼んで頂き、その流れで就活でもニックネームをみっつでやっていたので社会人になってもこのニックネームで呼ばれることになりそうです。

ごうは、法学部ということもあり入学当初から一緒にラクロス部の体験にも行っていた記 憶があります。

3 年生までは一緒に AT としてプレーをし、4 年生ではディフェンスで活躍する姿を見て勇 気をもらっていました。

何かあればいつもごうに相談していたと思います。4 年間ありがとう。

自分は高校まで 15 年間柔道をやってきました。 しかし肩が習慣性脱臼となってしまい、寝ていても脱臼してしまうような体になりました。 それが原因で高校卒業を機に柔道は辞めました。 柔道しかやってきていない自分にとっては、どうやって学生生活を充実させていけばいい のか分かりませんでした。 単純な思考回路ですが、部活動であれば充実できると考えました。 なので、大学生から始めやすいスポーツで、憧れのチーム競技で、一個上の先輩であるギー タさんがやっていたラクロス部に入部することを決意しました。

しかし、実際にやってみると今まで球技経験も一切なければ、そもそも球技が苦手な自分 にとってはラクロスはすっごく難しいスポーツでした。 正直入って数ヶ月で向いていないことは確信に変わりました。 今ですら決して上手くないですが、今からはこれまた想像できないぐらいに下手でした。 キャッチがまず出来ないので、シュートが下手とかそういう次元の話にもなりませんでし た。 自分の思い描いていたイメージと現状のギャップに苦しみやめたいとも思っていました。

でも、柔道を大学で続けないという決断をしたのは自分だし、この判断が間違いだったと 言われるのだけは嫌でした。

だから逃げるのが嫌で続けていたのかもしれません。 そして、練習に行けば下手でも構ってくれる先輩がいて、仲良くしてくれる同期がいて、


もうちょっとだけ続けてもいいかな、なんて思いながら一年生の時は過ごしていました。

そして、2 年生になり同時に世の中はコロナ禍になりました。 部活がやれず、学校もオンラインになり初めての経験でどうなるのか先の見えない時期で したが、自分にとっては基礎を見直す良い機会でした。 なので、ここぞとばかりに毎日壁キャに行きました。 その甲斐もあってコロナが明けた時にはある程度のレベルでの反省を出すことができたし、 自分のイメージしていたプレーが少しずつやれるようになっていきました。

そこからの記憶は必死であまりありません。

最終学年になってからは、就活もありラクロスをやる理由を考えることが多くありました。 試合に勝つことは目標でしたが、それを果たすのは自分ではなくても良いのではないかと 思うこともありました。

だけど、この 4 年間を通して友達が辞めていくという経験もしました。 自分よりも才能があると感じた人も辞めていくのが現実でした。

そこで自分が行き着いた自分の存在意義は、今まで球技経験のない自分が活躍することで この人でもここまでやれるのであれば自分にもやれるかもと思ってもらえたら良いなとい うものでした。 上手くなるのは才能が大きく関わっているかもしれないけど、センスがなくても目標達成 はできるという事実は自分だからこそ示せると思いました。

だからこそ、最後まで全学ベスト 4 に向かって努力することができたし、視座を下げるこ ともしませんでした。

結果は叶いませんでしたが、自分にとってはやり切った 4 年間でした。 こんな経験ができたのは、みんなのおかげです。 改めて本当にありがとうございました。

最後に各方面にメッセージ残して終わりにします。

先輩方へ

自分がどんなに下手でも可能性を信じてくれてありがとうございました。 先輩方の存在がなければいつまでも上手くなることもなく、この目標に向かってやり切る ことも出来なかったと思います。


後輩へ

最後の最後まで不甲斐ない先輩ですみませんでした。 もっとみんなに勇気を与えられるようなプレーができたらなというのが心残りではありま す。

ただ、こんな自分でもここまでやってこれました。 みんなならもっと上のステージで活躍できると思います。 自分達の立てた目標を達成してください。

同期へ

みんなと一緒だったからこそ最後まで辞めずにやれ切れました。

今思うと 19 で過ごした思い出が大学生活のほとんどを占めます。 引退してここからそれぞれの道に進むと思いますが、これからも仲良くしてください。 車は運転できないので迎えには来てください。

自分の次は、今まで自由奔放な 19 世代を支え続けてくれたトレーナーのりおです。 最後の最後まで助けてもらう側で特に恩返しは出来てませんでしたが、最後までありがと う。

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