はじめに、平素より弊部に関わって下さっているコーチ陣の方々、OBOGの方々、保護者の方々いつも本当にありがとうございます。
私たち名城大学男子ラクロス部はコーチ陣の方々、OBOGの方々、保護者の方々、たくさんの方々のご支援、ご声援のもと活動ができております。心から感謝しております。
以下、11月17日に行われました全学1回戦 北海道大学との試合結果について報告いたします。
ついに迎えた全国の舞台、東海リーグFINALで名大に勝ったこの場所で、北海道大学と対戦します。
暖かすぎるほどの晴天に恵まれた全国1回戦の日。
名城大学として11年ぶりの全国大会、もちろん今の部員誰も経験したことのない未知の領域。
不安と緊張もありながら、初めての舞台を楽しむ気持ちで試合に臨みました。
【1Q】
4年 #65 大崎浩志郎のFOで試合が始まります。両チームの応援が響き渡る中試合開始のホイッスルが鳴り響きました。1Q開始のFOは見事名城が勝利し、名城のオフェンスから試合が始まりました。
1番初めにゴールを狙ったのは#0 谷口智紀。持ち前の強烈なシュートを打つも惜しくもゴーリーに止められてしまいます。
その後ターンオーバー、相手が速効を仕掛けるも名城の守護神#29 神谷知希が立ちはだかり、ゴールを許しません!
両チームなかなか点が決まらず、ディフェンスも厳しい時間が続きます。その中でも#29 神谷知希が、脅威の集中力で何度もセーブ、存在感を示します。
1Q残り3分のところで相手のショットをセーブし、ターンオーバー。#16 山本 大喜からハーフを超えた#28 水谷
智哉にパスが渡り、速攻。ゴール前まで走り抜き、見事ゴールネットを揺らしました!
本試合チーム初得点が3年 水谷 智哉、観客の歓声も響き渡ります。
[スコア1-0]
このままのリードで1Qを終えたい名城。
しかしラインアウトにより相手ボール、ディフェンスの時間が続きます。
1Q残り30秒あまり、名城へのフラグが飛び、相手の思い切ったプレーを止められず失点を許します。
[スコア1-1]
試合時間残り30秒。
名城オフェンスから始まりましたが、パスミスでボールダウン。激しいグラボーが繰り広げられます。
そんな中相手のスラッシングで名城エキストラ。確実にポゼッションし1Qが終了しました。
【2Q】
相手のファウルにより名城ポゼッション、人数有利からのスタートです。
同点で終えた1Q。ここで点を重ねていきたいところでしたが、パスが上手く回らず相手にポゼッションを取られてしまいます。しかし#21一井翔の攻撃的なライドによりボールを取り返します。ゴール前まで走りゴールを狙いますが相手のディフェンスにより阻まれます。
両者激しい攻防が続きます。
相手パスミスにより、名城ボール。またも速攻を狙うも相手ゴーリーのスーパーセーブとも呼べるセーブにより思うように点が決まりません。
そこで均衡を破ったのは我らがゲームキャプテン#1 中筋 朝治。素早いパス回しで逆サイド#21 一井翔からのアシスト、そして#1 中筋朝治のランシューがゴールへと吸い込まれました!
[スコア2-1]
ここから流れを掴んでいきたい名城。
相手にボールを取られるも、ディフェンスの#83 森 北斗のパスカットからの#23 岡村 碧透のグラボー。3年生ロングの活躍によりボールを取り返します。
そのまま#4 丸山 郁生から#0 谷口智紀へボールが渡り、ダイナミックなショットがゴールへと突き刺さります!
[スコア3-1]
確実に流れを掴んできた名城。
しかし相手のパスカットによりボールを奪われます。
ゴール前にボールが渡りそうになるも、名城の鉄壁ディフェンスがそれすら阻止します。
激しいグラボーを2年 #72 笠島 嘉人がスクープ。相手の激しいライドに阻まれるも、ハーフを超えた#77 バスバスサルマンへボールが通りナイスタイミングでタイムアウトをとりました!
タイムアウトあけ、前半も残り2分を切ったところで#21 一井翔が仕掛けます。裏からのまくりシュートを狙うも惜しくもボールダウン。そこですかさず#6 柴山 拓真が冷静に対処しきりシュートを決めました!
[スコア4-1]
名城得点後のFO、相手にボールをとられ、速攻でシュートを打たれますが、#72 笠島 嘉人がチェイスをとり、すぐに名城ボールへと取り返します。
ここでタイムアウト。試合時間は残り40秒ほどです。
ゴール裏からのパスを、2年 #55 安積 杏汰の得意の強烈なスタンシューでゴールを勢いよく揺らしました。
タイムアウトあけからフィールドに上がった#55 安積 杏汰はわずか20秒ほどでゴールを決め、観客を驚かせました!
[スコア5-1]
完全に流れに乗った名城。
FOは変わらず#65 大崎浩志郎が務めます。
笛と同時にうまくかき出しパスを繋げます。素早いパス回しでディフェンスをかき乱し、トップから鋭い左ランシューを放ったのはまたしても#1 中筋 朝治!
本日2得点目です。
[スコア6-1]
ここで 2Q終了です。5点リードでハーフを迎えました。
【3Q】
後半戦。前半の勢い劣らず、果敢にゴールを狙います。そして後半開始3分、相手のディフェンスを掻い潜り見事なフットワークでゴール前まで突き進んだ#21 一井 翔がゴールを決めました!
[スコア 7-1]
名城のファウルにより相手オフェンスからのスタート。
緊張感の漂うディフェンスが続く中#16 山本大喜の巧みなグラボーでポゼッションを奪取します。
そしてOFリーダー#5須増 慶龍からの鋭いパスを受けた#21 一井 翔が右スタンシューをゴール左上の厳しいコースに打ち抜き、スコアを伸ばします!
本日に2得点目の#21 一井 翔のゴールパフォーマンスにも注目が集まります。
[スコア8-1]
名城得点後のFO、惜しくもボールを取ることができず名城ディフェンスからのスタートです。
フィールドにはG #17 大森佑次郎、DF#72 笠島 嘉人、MF #86 小林 登胡、と2年が3人も入り、緊張感も伝わる中必死にゴールを守ります。
相手に隙をつかれゴール前までボールが回るも#17 大森 佑次郎のセーブによりポゼッションを取り返します!
しかしその後、上手くオフェンスに繋ぐことができずターンオーバー。3Q残り4分のところで相手のショットが決まり1点を返されます。
[スコア8-2]
相手ハーフでの混戦グラボーを#77 バスバスサルマンが華麗なスクープ!会場を沸かします。
しかしまたもオフェンスに繋がる前に相手にボールを奪われてしまいます。なかなかオフェンスの時間が作れず、歯がゆい展開が続きます。
そしてノータイム30秒のところで、相手の押し込みに耐えれずゴール前からの得点を許してしまいます。
[スコア 8-3]
そのまま3Q終了。
点差はあるものの後半に2点を返されたところで最後のQを迎えることとなります。
【4Q】
リードはあるものの油断を許されないラスト15分。
両チーム変わらない熱気の応援を背に、FOから気合が入ります。
グラボーで競うも惜しくもボールを取ることができず名城ディフェンスで4Qが開始しました。
4Q名城のゴールを守るのは 主将 #69 池田 結翔。
開始1分で相手のショットが打たれるも、
4Qからゴールを守る#69池田結翔によるセーブをきっかけに名城がボールを奪取します。
その後#0 谷口 智紀、 #1 中筋 朝治、#21 一井 翔らOF陣が果敢にゴールを攻めるも決め切ることができません。
相手も点を狙いにきますが、ここは#23 岡村 碧透率いる上級DF。シュートを打つことすら許しません。
4Q開始7分半ハーフでボールを受け取った#10 三宅 恭平が武器の俊足でゴール裏まで走り抜けます。
その後ゴール前にパスが通らず落ちたボールを#22 松浦悠が素早くスクープ!そのままクロスを振りゴールネットを揺らしました!
[スコア9-3]
その後すぐ相手のFOブレイクを止めることができず失点してしまいます。
[スコア9-4]
相手の得点後FOも苦戦し、ボールを奪われてしまいますが#69 池田結翔のゴーリーセーブによりボールを取り返します!
しかしその後どちらも決め切ることができず、激しい攻守の入れ替えに体力が削られていきます。
そして残り時間1分。
DFの一瞬の隙をつかれ、相手のショットを決められます。
[スコア 9-5]
ラスト1分
最後まで果敢に攻め続けます。
名城がキープミスで落としたボールをすかさず相手がスクープ。ハーフ超えたロングパスが通り、1点を死ぬ気でとりにくるオフェンスを名城ディフェンスも全力で止めます。
激しい攻防がつづくなか、試合が終了しました。
【試合結果】
1Q 1-1
2Q 6-1
3Q 8-3
4Q 9-5
名城の勝利です!
初めての全国の舞台、初めての他地区との試合で、課題のたくさん見つかるいい試合だったと思います。
今回も本当にたくさんの方が応援に来てくださりました。
熱い声援本当にありがとうございました!
皆さんの応援が本当に力になっております。
引き続き目標である日本一まで走り抜けますので、応援よろしくお願いします!
この勝利により、全国大会ベスト4へと駒を進めました。
次は東海としても倒さなければならない宿敵、関東です。
日本一まであと2勝、負ければ引退。
ここまでやってきた集大成として名城の強さを全てぶつけてきたいと思います。
最後まで応援よろしくお願いします!
次回試合
11/23(土)
14:00 FO
vs慶應義塾大学
@大井ホッケー球技場 サブピッチ
MG 今枝柚希