はじめに、平素より弊部に関わって下さっているコーチ陣の方々、OBOGの方々、保護者の方々いつも本当にありがとうございます。
私たち名城大学男子ラクロス部はコーチ陣の方々、OBOGの方々、保護者の方々、たくさんの方々のご支援、ご声援のもと活動ができております。心から感謝しております。
以下、10月20日に行われましたFINAL名古屋大学との試合結果について報告いたします。
対戦校は昨年東海地区準優勝でFINAL常連校である名古屋大学です。
この試合に勝てば11年ぶりの東海制覇、負ければ21世代引退という大事な試合です。
アップ中マネ全員全力でチームをサポートします。
試合前選手一同緊張と向き合いながら良い雰囲気でアップを終えました。
アピールランではベンチメンバーの紹介をし、会場を盛り上げました。
13:45 試合開始を告げる笛が会場に鳴り響きます。
【1Q】
掻き出されたボールを相手#10がスクープし名城DFスタートから始まります。
試合開始早々ゴール前から相手#7にショットされますが、頼もしい名城の主将4年#69G池田結翔のゴーリーセーブでポゼッションを奪います。
4年#66DF長島孝明から4年#16DF山本大喜にパスが渡りクリア成功しました。
4年#21MF一井翔から4年#1AT中筋朝治にパスが渡りショット!惜しくもゴーリーセーブです。
その後両チーム譲らず先制点はどちらが先に取るのか。
ゴール前から相手#95のショットを打たれますが、4年#69G池田結翔の圧倒的な足の速さで見事チェイスを勝ち取ります。
3年#23DF岡村碧透のロングパスで名城に流れがやってきました。
そろそろ先制点を取りたいところ…
しかし、相手#1から#7にパスが渡りショットが決まってしまいます。
名大側は大盛り上がり。
しかし、勝負はまだまだここからです。
[スコア0-1]
ここで流れを変えたい名城。
相手得点後のFO。4年#65FO大崎浩志郎が掻き出したボールを4年#0AT谷口智紀がスクープし、名城OFスタートです。
ゴール裏から4年#21MF一井翔が大きくまくってショット!!
見事決まりました!名城応援席から盛大な歓声で会場内は盛り上がります。
[スコア1-1]
タイムアウト明け早々4年#21MF一井翔のショットが決まります!
ここで1Q終了。名城1点リードで2Qへ。
[スコア2-1]
【2Q】
FOが始まり相手がスクープし、名城DFスタートです。
相手#34のプッシングによって名城エキストラ30秒のチャンス!
4年#5MF須増慶龍がショットを打ちますが惜しくもゴーリーセーブです。
相手のパスミスによってグラボーが発生し3年#23DF岡村碧透がスクープしクリアを上げます。頼れる後輩です!名城DFの素晴らしい団結力で相手にショットを打たせません。
オフェンス時間を長く保ち、何本もショットを打ち続けます。どれも素晴らしいショットばかりでしたが、相手のゴーリーセーブや枠外でなかなか決まりません。
名城のアンネセサリーラフネスによって1分のマンダウンに…
不利な状況になってしまいました。
ここで前半戦終了。2Q0-0と両者譲らない展開でした。
[スコア2-1]
【3Q】
名城1分のマンダウンが残ったまま試合が開始されます。
さらに相手、名城のアンスポーツマンライクコンダクトで両チームとも3分のマンダウンに…
よって、名城は3Q始め2人少ない状況でスタートとなりました。
このままでは流れを持ってかれてしまうのではないかと、ものすごく不安でしたが、スタンドは部員だけでなく、OBOG、保護者の方々、選手、マネージャーの友人ら24LIONSを応援してくれる全ての方々が、声が枯れるくらい叫んでいました。
名城DFが一致団結し最高のパフォーマンスを発揮してくれたおかげでポゼッションを勝ち取ります。
右上から4年#21MF一井翔が相手DFを2人抜いて、ショット!
本日3点目となる得点を決めます!
[スコア3-1]
4年#65FO大崎浩志郎が奮闘するも、名城のファールによって、DFスタート。
白熱したGBが行われ、相手のトリッピングにより名城1分のエキストラに!
チャンスがやってきました。
4年#21MF一井翔、4年#1AT中筋朝治が積極的にショットを打ちますが、相手DFが手強いためなかなか決まりません。
ここから相手のOFが続きます。
相手に何度もショットを打たれますが、名城DFの素晴らしいプレーで点数を取らせません。流石です!
4年#66DF長島孝明から4年#16DF山本大喜に渡ってクリア成功。
そして、4年#21MF一井翔の勢いは止まりません。ゴール裏からまくりショットが決まりました!
フィールドもベンチも大盛り上がり!
[スコア4-1]
残り30秒。
3年#83DF森北斗がGBをスクープし、ゴール前から4年#1AT中筋朝治がショットを打ったところで3Q終了です。
[スコア4-1]
【4Q】
泣いても笑ってもあと15分。
名城OFスタートで始まります。
4Q開始早々4年#5MF須増慶龍がナイスショットを決めます!
[スコア5-1]
喜んでいる暇もなく、FOが始まります。
相手#28のショットを4年#69G池田結翔がゴーリーセーブし、3年#4SSDM丸山郁生がランで上がります。
4年#5MF須増慶龍のショット!惜しくも枠外に。
しかし、3年#77DFバスバスサルマンのGBによって名城にチャンスがやってきました。
3年#22AT松浦悠のアシストから4年#1AT中筋朝治にパスが渡りショット!
見事決まりました!!
[スコア6-1]
得点後のFO。相手#4FOブレイクショットを打たれますが、4年#69G池田結翔のゴーリーセーブ!
しかし、名城のホールディングによって30秒のマンダウン。
人数不利な状況で、相手#13のショットが決まります。
[スコア6-2]
4Q終盤では両チームともにタイムアウトが多くみられました。
その度に「まだ勝ってないよ。ここで油断したら負けるよ。」とベンチ内で4年#1AT中筋朝治が声をかけます。
ノータイムに突入。
両チームともにOFが攻めますが、DFが守り抜きます。
4Q試合終了。
[スコア6-2]
ホイッスルの音が会場内に鳴り響きます。
そして、ホイッスルの音とともに、フィールドに沸き起こる観客の拍手と歓声。
観客が思わずのめり込むような試合の後は、応援するチームだけでなく相手チームに対しても称賛の拍手が送られました。
東海ラクロスリーグ名城大学は東海制覇という素晴らしい結果で幕を閉じました。
私が思うに本当に見たい試合というのは勝つ試合ではなく、背中が熱くなる試合だと思います。この東海ラクロスリーグ決勝はまさにその象徴となる試合でした。
【スコア】
1Q 2-1
2Q 2-1
3Q 4-1
4Q 6-2
2年連続FINAL4敗退と全学出場にはあと一歩届かない状況が続く中、現状を打破し、
夢だった全国の舞台を11年ぶりに手に入れることができました。
MVPには4得点の4年#21MF一井翔が選ばれました!!
さらにはチームにspirit of lacrosse賞を頂きました!
名城の基本理念である、【BITE】日本一を目指す集団として全国に噛みつく、また、ラクロスが上手い、強いだけでなく誰かに賞賛されるチームを目指して、全力で取り組み、【学生日本一】へ部員一同精一杯頑張っていきたいと思います。
最後になりますが、OB、OGの方々、保護者の方々も多大なるご声援、誠にありがとうございました。
関わる全ての人にLIONSの活動を通して感動と希望を与えて、明日からも頑張ろうと思ってもらえる集団を目指します。
次戦も名古屋で行われますので全学1回戦部員一同最高なパフォーマンスを見せるので感動する試合に出会い、背中が熱くなる瞬間をともに感じてほしいです。是非お越しください。
今後とも名城ラクロス部精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします。
11/17(日)
vs北海道大学
@パロマ瑞穂北陸上競技場
4年MG渡邉梨夏