平素より名城大学ラクロス部の活動に多大なるご支援・ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。この場をお借りして、保護者の皆様、OB・OGの方々、スポンサー様、そして学校関係者の皆様に御礼申し上げます。
今年度もご声援の程、よろしくお願い致します。
25LIONSスタッフリーダーを務めさせていただきます、喜多花鈴です。25LIONSが始まるにあたり、リーダーとしての目標とプレーヤーに対する想いを幹部ブログとして書かせていただきます。
拙い文章ではございますが、最後まで温かい目で読んでいただければ幸いです。
昨年、24LIONSがスタートしようとしている中、同期スタッフが皆辞めた。気づいたら1人になっていた。
皆が辞めるなら、私も辞めよう。
そう思っていた。でもなかなか決断できなかった。
なぜなら、東海優勝そして全国大会を経験できる可能性が最も高いのは21世代が率いる24LIONSだと、その当時の私は思っていたから。
21世代に全てを賭けていた。
その想いだけで、「あと1年だけ頑張ります」と当時の主将に続ける旨を伝えた。
そうやって始まった24LIONSのスタッフ組織は、私が入部して以降最も少ない人数となり、各メニューのスコア集計、アナライジングなどができなくなった。プレーヤーのための仕事をなくすのは避けたかったが、人手が足りず避けることができなかった。
その時、これから入部してくれる1年生をできるだけ辞めさせず、最低3人は部に残し、レベルの高いスタッフに育成すると自分に課題を課した。
育成リーダーとして、短期間で数多くの仕事を教え、自分が育成された時よりもかなり厳しいことを伝え、要求してきた。それでも、1年生のスタッフは弱音をあまり吐かず、大事な試合をしっかり運営できるまで成長し、ついてきてくれた。
反省点は振り返れば沢山あるが、それらを糧に今年度はさらに良い組織を目指していく。
今年度は、新4年のスタッフが私1人、新3年が1人、新2年が3人の組織で、25LIONSをサポートしていく。
『学生日本一』にふさわしいスタッフに5人全員がなれるよう、
スタッフとしてさらにできることは何か
チームに貢献できることは何か
昨年以上の結果を残せるように
良いチームが作れるように
そして残ってくれているスタッフの後輩を
もう一度全国の舞台に立たせてあげられるように
一人ひとりと向き合い、良い組織を作っていきたい。
私の目標は、
「全国大会で頂点に立つにふさわしいマネージャーを目指すこと」
誰に何と言われようと、LIONSのスタッフだと胸を張り、このチームのマネージャーであることを誇れるように、仕事面でもリーダーとしても、さらに成長した姿で全国にもう一度立ってみせる。まだ力不足な部分はあるが、1年後に「かりんがいてくれてよかった」と言ってもらえるよう、成長していく。
プレーヤーへ。
私は、昨年以上に『勝ち』にこだわりを持っている。
全国大会に一度立ってしまった以上、それ以下の舞台は求めていない。試合に負けて、「ごめん」もいらない。
東海制覇、そして全国優勝。
昨年以上の景色を私は私の同期と後輩と共に見たい。
スタッフは勝ちたいとどれだけ思っていても、フィールドに立って戦うことはできない。プレーヤーを信じるしか手段がない。昨年21世代が変えてくれたもの、見せてくれた景色、そして学生日本一も夢じゃないと教えてくれた可能性、それらを無駄にせず、熱い気持ちを冷ますことないようラクロスに向き合ってほしい。
私の同期は、人任せで責任感があまり強くないところもあり、人見知りでとても不器用な人たちだ。優しい言葉をかけられたことはほとんどなく、興味や関心を持たれていないのではないかと感じることもある。しかし、不器用ながらも優しさや温かさを感じることができる瞬間がある。また、一人ひとりがラクロスに対して熱い思いや考えをしっかりと持っていることは知っている。
どんな人たちであれ、彼らは私の大切な唯一の同期だ。
最後に、前主将池田結翔の言葉を借ります。
『名城はまだまだ強くなれる可能性の獣である』
勝てると信じて全力でサポートしていく。
スタッフリーダー 喜多花鈴